このコラムではカンファレンスや展示会の参加レポートを書いていく予定だが、今回は大規模なイベントに参加する機会が無かったので、3/16に六本木アカデミーヒルズで開催されたCIO Magazine主催の「電子メールマネジメント」セミナーのレポートを紹介したい。このセミナーには弊社がプレゼンテータの一社だった関係で参加して来た。
■CIO 特別フォーラムとは
CIO Magazine特別フォーラムは企業でIT部門を総括している担当者向けに知っておくべき事情やテクノロジー動向等の内容を盛り込んだセミナーである。各イベントでは最近注目を浴びているIT関連のホットな題材を用意し、その分野の専門家を講師として呼び、分かりやすく現状とその改善案を紹介するイベントである。
スケジュールの都合上、コースの後半しか参加できなかった為前半のプレゼンテーションについて触れていないが、どれも興味深い内容だった事は強調しておきたい。
■Emailを取り巻く諸問題の傾向と対策
ウイルス、ワーム、スパム、フィッシング、ファーミング、ボット等様々な迷惑メールについての現状とテクニックの紹介や、各企業がなすべき対策・予防方法や、業界が一丸となって取り組んでいる対策方法や対策に取り組む機関についての紹介があった。
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■内部統制のための電子メール監査
電子メールの監査について、最新の情報や、対応する為の作業内容について触れていた。不適切な財務報告や不正行為の摘発時の情報不足等の事例がたくさんあり、情報の開示が速やかにでき、また情報の信頼性確保を義務づける為、日本版Sarbanes-Oxley法 (JSOX)が発案された。
■Emailによる個人情報漏洩事故の実態と漏洩事故時における初期対応のツボ
情報漏洩対策や、外部からの攻撃に対する対策案は仕事柄色々な製品や情報に触れる事が多いが、実際に情報漏洩が起こってしまった後の初期対応についてのプレゼンテーションは筆者にとって新鮮な内容であった。
■さいごに
最近は上述の様なメール関連の事故を懸念して IMや電話等の Email以外の媒体を企業内の連絡ツールとして使用している例を聞くが、Emailでのビジネス取引が全く無くなるとは考えづらい。
迷惑メールの中でもユーザを心理的に騙すものや、知識さえあれば未然に防ぐ事ができるケースもあるので、社内でのシステム使用のポリシー管理だけでなくメール使用に関して定期的な教育も必要である。会社の信用や仕事の効率化にもつながるので、取り組んでいない場合は早急に検討される事をお薦めする。