IIJ America Vol.12 November 2008
第二回:バーチャルホスティングサーバ事情「VPSによるホスティングサービスの活用法」
仮想専用サーバVPS

VPSによりホスティングサービスを利用する最大のメリットは、従来のホスティングサービスでは実現できなかった「高いセキュリティ」の確保、そして専用サーバでは実現が難しかった「ランニングコストの削減」を両立している点です。

このVPSを使った、活用事例を今回は3つご紹介いたします。

複数ドメインの運用

複数のドメインとウェブサイトをVPSへ集約。大容量のディスクスペースが利用可能。

各サイトは別々のサービスを提供しているものであっても、VPSであれば、Apacheのバーチャルドメインの設定により実現できます。もちろんウェブスペースだけでなく、メールアドレスもそれぞれのドメインを1つのVPSサービスに集約する事が可能になります。大きなコスト削減と、バラバラになっていたサーバ管理を1つにまとめることでメンテナンスの容易性もアップします。

Content Management System (CMS)を導入し、本格的なサイトを構築・運用

通常の共有サーバホスティングではなかなか実現できない「CMS」の導入。

VPSであれば専用サーバの環境と同じくroot権限が利用できることから、自由にお好みのCMSを導入し、運用することが可能となります。PHPやJava、DBなど、必要に応じてインストールすることができます。今までは高価な専用サーバを利用する必要がありましたが、VPSであれば、安価に同じ機能を手に入れることができます。

手軽に冗長構成を組んだサイト運用

それぞれのVPS環境を連携させた、負荷分散+耐障害性の高い冗長構成のサイト運用。

今までは高価な専用のサーバを複数台契約する必要がありましたが、複数のVPSを利用することにより手軽に実現できます。少し技術的な内容となりますが、例えばApacheのバージョン2.2を利用することで、手軽にウェブサーバの冗長構成を組むことができます。VPSであれば低コストで信頼性の高いサーバ環境を構築し、規模の大きなウェブサイトにも対応できます。

このように、従来であれば専用のサーバを用意する必要があったケースでも、VPSサービスを使うことにより同じサービスを、コスト面での削減だけではなく、ユーザにとってはハードウェアのメンテナンスが不要になるという、大きなメリットを手に入れながら、実現することが可能になります。

IIJ Americaでは、このVPSホスティングサービスを1月上旬に提供を開始する予定です。
newsletter@iij-america.comまで、ぜひ一度お問い合わせください。